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安全への取組

平成29年度12月までの工事事故発生状況

 公益財団法人横浜市建築保全公社では日頃より工事事故の発生防止を目指し、各種研修会、安全パトロールなどを実施しておりますが、平成29年4月から12月において12件の工事事故が発生しました。

 No.  発生日  発生場所

 事故概要

 原因

12 12月18日 水再生施設

 高所作業車を移動中に、隣接する施設のフェンスに接触、破損させた。

 安全確認、誘導が不十分だった。

11

12月14日 卸売市場

 床コンクリート解体中に埋設給水管を破損し、漏水を起こした。

 床コンクリートが厚く、レントゲン探査が不可能なため、図面上で埋設配管がないことを確認の上、解体を実施したが図面に記載されていない配管が存在した。

10

12月10日 保育園

 木製床の撤去作業中に、床下にあったガス配管を切断してしまった。

 床下の状態に対する調査が不十分だった。

9

12月8日 区役所

 配管のためのコア抜き中に、火災報知設備の配線を切断した。

 コンクリート内埋設物に対する調査が不十分だった。

8

11月8日 福祉施設

 あと施工アンカー用の穿孔中にコンクリート内に埋設されたガス遮断弁用の電線を損傷させ、警報の鳴動とガスの供給停止を発生させた。

 コンクリート内埋設物に対する調査が不十分だった。

7

10月25日 小学校

 発生材運搬車両が校門付近の段差を通過した際、車体が大きく揺れて、門柱に接触して門柱を破損させた。

 誘導員による誘導、安全確認を実施していたが、車体の揺れを想定出来ていなかった。

 6  8月30日   小学校 

 屋上防水の改修工事中に防水材料の飛沫が駐車中の車両に付着した。

 工事関係者が材料の飛散の可能性を認識していながら、養生などの対策を怠った。

 5  8月18日   小学校 

 クレーンで材料を屋上に荷揚げ中、材料の一部が落下し、駐車中の車両を破損させた。

 施工計画に無いクレーン作業を実施した上に、荷揚げ作業に必要な安全対策を怠った。

 4  8月2日   小学校 

 改修工事に伴う壁の解体中に誤って水栓を破損させ、漏水を起こした。

 現場代理人が作業者との作業手順確認などを十分に実施せず、破損させてはいけない水栓を養生をせずに解体作業を実施させた。

 3  7月30日   小学校 

 屋上防水の改修工事中に降雨による雨漏りが発生し、室内の掲示物(作品など)を汚損した。

 降雨による漏水を想定し、室内の備品類は養生など対策を実施していたにも関わらず、掲示物の移動などの対策を失念した。

 2  7月29日  小学校

 改修工事に伴い既存の配管を撤去する際、撤去すべきではない配管を誤って撤去しようとして漏水を起こした。

 現場代理人が作業者への工事の説明、指示を十分に実施せず、作業者任せの作業をさせた。

 1  7月18日  小学校

 坂道に駐車していた軽自動車が無人で動き出し、門扉に衝突した。

 運転者によるパーキングブレーキの使用が不完全だった。

  • 施工前の調査の段階から、様々な危険を想定したうえで十分に調査を実施し、施工計画を立てることが事故防止には非常に重要です。
  • 特に、コンクリートの中、土の中、ボード類の裏など見えない場所には必ず何かが隠れているという前提で施工計画を立てることが重要です。大口径のコア抜きだけではなく、あと施工アンカー用の穿孔、コンクリートカッター、ボード類の切り込みなど施工規模に関わらず、配管、配線等の切断事故は起こります。
  • そして、ひとたびそれらの切断事故が発生すれば施設機能を一時的に停止させ、施設管理者や施設利用者に多大なご迷惑をお掛けすることになります。
  • 事故を起こさない対策はもちろん、万が一に発生した事故に即時対応が出来る体制を整えておくことも忘れないでください。

 保全公社では今後も、事故防止に向け事故情報の発信、研修会の開催などを行ってまいります。

 特に今回の事故を踏まえ、公社における対策を再確認し、徹底していくことにいたしました。

 施工者の皆様におかれましても、安全対策を含めた施工計画を現場の状況に合わせて作成し、作業に携わるすべての関係者に安全作業の徹底をお願いいたします。

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