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安全への取組

平成29年度10月までの工事事故発生状況・安全パトロール報告

 公益財団法人横浜市建築保全公社では日頃より工事事故の発生防止を目指し、各種研修会、安全パトロールなどを実施しておりますが、平成29年4月から10月において7件の工事事故が発生しました。

 No.  発生日  発生場所

 事故概要

 原因

 1  7月18日  小学校

 坂道に駐車していた軽自動車が無人で動き出し、門扉に衝突した。

 運転者によるパーキングブレーキの使用が不完全だった。

 2  7月29日  小学校

 改修工事に伴い既存の配管を撤去する際、撤去すべきではない配管を誤って撤去しようとして漏水を起こした。

 現場代理人が作業者への工事の説明、指示を十分に実施せず、作業者任せの作業をさせた。

 3  7月30日   小学校 

 屋上防水の改修工事中に降雨による雨漏りが発生し、室内の掲示物(作品など)を汚損した。

 降雨による漏水を想定し、室内の備品類は養生など対策を実施していたにも関わらず、掲示物の移動などの対策を失念した。

 4  8月2日   小学校 

 改修工事に伴う壁の解体中に誤って水栓を破損させ、漏水を起こした。

 現場代理人が作業者との作業手順確認などを十分に実施せず、破損させてはいけない水栓を養生をせずに解体作業を実施させた。

 5  8月18日   小学校 

 クレーンで材料を屋上に荷揚げ中、材料の一部が落下し、駐車中の車両を破損させた。

 施工計画に無いクレーン作業を実施した上に、荷揚げ作業に必要な安全対策を怠った。

 6  8月30日   小学校 

 屋上防水の改修工事中に防水材料の飛沫が駐車中の車両に付着した。

 工事関係者が材料の飛散の可能性を認識していながら、養生などの対策を怠った。

7

10月25日 小学校

 発生材運搬車両が校門付近の段差を通過した際、車体が大きく揺れて、門柱に接触して門柱を破損させた。

 誘導員による誘導、安全確認を実施していたが、車体の揺れを想定出来ていなかった。

 昨年(平成28年)同時期の15件と比較すると事故件数は減少しましたが、7件の事故のうち2件(駐車車両の自走事故、クレーン作業による吊荷の落下事故)は人身事故に繋がりかねない重大な危険を含んだ事故でした。また、雨漏りにより作品を汚損させてしまった児童の方には心よりお詫びを申し上げます。

 保全公社では今後も、事故防止に向け事故情報の発信、研修会の開催などを行ってまいります。施工者の皆様におかれましても、安全対策を含めた施工計画を現場の状況に合わせて作成し、作業に携わるすべての関係者に安全作業の徹底をお願いいたします。

 また、上半期に実施した安全パトロールから事故防止のポイントをまとめた資料を作成しました。安全な施工のためにぜひ参考にしてください。

平成29年度上半期安全パトロールから

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