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改修工事の流れ2

■床張替え工事の流れ

3.床の新設

 ネット用支柱基礎、土間コンクリート等の床下の工事が完了したら、床の新設工事です。

 次の順番で工事を進めます。

①床組

②フローリング張り

③床の研磨

 「図3.新規床組の構造」を参照しながら、工事の流れを紹介します。

図3.新規床組の構造

*画像をクリックすると大きなサイズの画像が表示されます。

 

表3.新規床組の部材名称

①床組

 まず、床を支える床組(支持脚・大引・根太)を作っていきます。

 「既存床の解体」の床組は木製でしたが、現在の横浜市の標準仕様は、金属製床組を採用しています。

  

新規床組の様子

 

新規床組

②フローリング張り

 金属製床組の上に、厚さ15mmの下地板を張ります。

下地板張りの様子 1

 次の手順で、下地板の上に厚さ18mmのフローリングを張ります。

       
作業1   作業2   作業3   作業4   作業5
接着剤で固定   隠し釘打ち   ビス穴開け   垂直ビス止め   ダボ打ち
         
③床の研磨    
  

 床塗装の準備として、フローリングの表面を滑らかにするために、機械で研磨を行います。

 図面中の「サンダー掛け」という作業です。

 サンドペーパーの目の粗さを変えながら(粗いものから、徐々に細かいものへ)、3回研磨を行います。

  

下地板張りの様子 2

 

フローリング張りの様子

 
ダボ打ちの様子  

フローリング研磨の様子

4.床の塗装

 塗料は、透明のウレタン樹脂塗料を使用します。①下塗り、②中塗り、③上塗りの3工程行います。競技用コートラインを引く作業は、②中塗りの後に行います。

  
塗装作業   塗装後の研磨作業(ポリッシャー掛け)
 

コートライン引きの様子

  塗装完了

参考:競技用コートラインの話

 コートラインは、競技別にラインの色や幅などの標準が定められています。競技によって小学校と中学校でコートの大きさが違います。

 改修では、標準寸法をもとに、各学校の体育館の条件(既存床面の広さなど)を考慮して、コートの大きさや面数などを決めています。

小学校   中学校

 

表3.標準コートの大きさ
コートラインを引く順番
*画像をクリックすると大きなサイズの画像が表示されます。

コート寸法の測り方

 競技によって、コートの寸法をラインのどこで測るか基準が異なります。

図4.コート寸法の測り方

5.その他の工事

 体育館の床改修工事では、施設の傷みの状態により、床以外の工事を同時に行うことがあります。事例を紹介します。

①収納台車の交換

 パイプ椅子などを収納している収納台車です。扉と一体型の収納台車に交換した事例です。

  
改修前   改修後

②木製階段の塗装

 木製階段を床の塗装に合わせて塗り替えた事例です。

  
改修前   改修後
※体育館のステージに上がる移動式階段が収納されています。

③建具(鋼製扉、木製扉)の塗装

 出入口の扉や器具庫の扉を、床の塗装に合わせて塗り替えた事例です。

  
改修前   改修後